春待歌 (feat. 結月ゆかり)のジャケット写真

歌詞

春待歌 (feat. 結月ゆかり)

Sin't Crow

黒き芽の 弥生の始め

赤染める春の長雨

春雷の轟き響き

寒空はほのかに碧し

月日のみ 季節知られず

鶯がにわかに鳴きて

心にぞ 咲く花満ちて

香りは 山の端越えゆく

春を待つ心は 遠く

いにしえの人も変わらず

まだはもう 夢はうつつに

咲き誇る刹那愛しむ(かなしむ)

現代(いま)はもう 匂いは失せて

人の目も機微にはうとし

しかれども人は語らい

いつか来るその時を知る

茶けた地を 雪ぐ東風(はるかぜ)

白雪を花弁に変えて

巣ごもりの人はそぞろに

碧空を見上げはじめる

春を待つ心は永久(とわ)に

うつしよの人も変わらず

まだ咲かず 目には幻

咲き誇る刹那愛しむ(いとしむ)

花咲けど 盛り短し

常世こそ今も咲くらめ

春過ぎて 夏に惜しんで

秋くれば 散るに懐かし

冬籠り 雪解け恋し

春を待つ いつも心に

  • 作詞

    Sin't Crow

  • 作曲

    Sin't Crow

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    春待歌 (feat. 結月ゆかり)

    Sin't Crow

この作品は日本の古来から続く春を愛する心を歌った曲です。
旋律は日本的な旋律、リズムは祭囃子から構成しています。
歌詞は古語なども使用し、より日本的にしました。
そこにストリングスアレンジをしてより壮大さを演出しました。

アーティスト情報

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