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歌詞

Smog

げんぶ

蒸気まみれのスチィムタウン 咳き込む妊婦と掠れた喉

生まれるのが哀れなほどに 悲惨と言われる時代さ

湿った煙草 湿気たライタァ つきゃしないのは分かってるんだ

それでも肺をタールで満たしたがっては

繰り返してる 繰り返してる

この灰色の街はただ 繰り返してる

戻れないよ 戻れないよ あの頃には

ピュアなハァトで居れた あの頃には

それでも望み 羨ましくなってさ

走り去る子供の背中を眺めている

蒸気まみれのスチィムタウン 悴む両手と白い息と

未だ来ない春をよそ目に 世界と戯れてるんだ

いがみ合っているニュゥスキャスタァ 謝り倒すセェルスマン

剝れかかったメッキの夢を売り合っては

繰り返してる 繰り返してる

この灰色の街の中 繰り返してる

分からないよ 分からないよ 今となっては

正解の選び方 間違い方

それでもどこか言い聞かせてみては

歩き去る大人の背中を追いかけてる

戻れないよ 戻れないよ あの頃には

ピュアなハァトでいれたあの頃には

それでも望み 羨ましくなってさ

走り去る子供の背中をただ…

分からないよ 分からないよ 今となっては

正解の選び方 間違い方

それでもどこか言い聞かせてみては

歩き去る大人の背中を追いかけてる

  • 作詞者

    げんぶ

  • 作曲者

    げんぶ

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    Smog

    げんぶ

アーティスト情報

  • げんぶ

    2019年に、「クライムボーイ」でボカロPデビュー。初期は初音ミクを筆頭に、オルタナティブ・ロックをメインとしたバンドサウンドの曲を書き上げる。その後、2ndアルバムの「Mariana」を機に、シンセサイザーやサンプリング音源を活用する電子音楽を同時に取り入れ始め、自身の表現力を広める活動に入る。 メロディアスで転がるような可愛らしい音並べを現在の主軸に置きつつも、現代社会におけるやるせなさや青年期の苦悩を誤魔化さずに綴った歌詞を合わせる。 時には辛辣で、時にはシニカル。しかし、真摯に伝える意思はずっと変わらない。 そのアンバランスさを残しながらも、聴く側に何かを投げかけるスタンスを維持し続けている。

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