歌詞

この空を見上げて

いつも思うことがある

果てない碧　光は

かざした手　すり抜ける

人は何故生まれて

平等に消えていく

何をしても感じても

不平等な時間だ

やりたいことも言いたいことも

理由をつけて蓋をした

そんな僕の心に

君は触れてくれたんだ

ずっと嫌いだったこんな僕が

客観的なフリで諦めたんだ

間違えた答案　削除

書き直した数学の時間

ひとりぼっち　怯えながら

疑問を無視して周りに合わせた

臆病な僕のこと

君は笑ってくれたんだ

やり直したい過去

認めたくない過去

強くなれば向き合えるのか

信じてみたい

君が "好きだ"

と言ってくれる僕を

通学路　一緒に

歩く坂道 伸びた影

うまく笑えなくても

心地良いこの関係

傾く夕日の光

紅葉した葉　紅潮した肌

キラキラした瞳で

君は僕にこう言った

やりたいこと　行きたいとこ

追い続ける大人になりたい

諦めることはいつでもできるから

ずっと嫌いだった　こんな僕が

冷静なフリで正当化していたんだ

失敗した文字　上書き墨で

塗りつぶした書道の時間

誰かに認められたくて

優等生を演じていたんだ

見栄っ張りな僕の心

君は気付いていたんだね

許せない過去　囚われた過去

向き合えば強くなれるのか

信じたいよ

君が "好きだ"

と言ってくれる僕を

ひとりぼっちが怖くて

周りに流されていた僕

だけど君と出会って

変われた気がする

ずっと嫌いだった　こんな僕が

ちっぽけで泣き虫な意気地なし

間違えた答案用紙

今から正解見つけよう

遅すぎるなんてことはないんだ

今度はちゃんと好きになれるさ

唇を噛んで堪えた

涙は今、強さに変わる

やり直したい過去

受け入れられない過去

きっと乗り越えられるはずだから

信じてるよ

君が"好きだ"

と言ってくれた僕を

もう自分に嘘はつかないから。