灯火を運ぶのジャケット写真

歌詞

遺言

加藤煕章

最後に笑った姿を残した

残夜の船出に何と伝えようか

林檎菓子の匂い

柔い指 くちぐせ

覚えてる 忘れない

決して決して

毎日が遺言だ

過ぎ去る会話 春色が挿す

気づかぬフリして伝えぬまま

あなたは今帰らぬ人

当然かのように並んでいた食事

魔法にかかった破れたはずのシャツ

手を引かれ見た町

古本の香り

過ぎる度 浮かびだす

そっと そっと

毎日の遺言が

雨降る胸に明かりを灯す

形ないものが消え去っても

あなたがいた いつもそばに

今にどれだけ与えられているだろう

一人で生きた気になって

独りでいるつもりになって

身勝手に終わらせて

好き勝手 傷つけて

今更遅くても

今更だとしても

毎日が遺言だ

果てなく思う悲劇も刹那

負け得ぬ背中を残した人

あなたは今帰らぬ人

あなたは今帰らぬ人

あなただけは代えなき人

  • 作詞者

    加藤煕章

  • 作曲者

    加藤煕章

  • プロデューサー

    上北健

  • レコーディングエンジニア

    Gregory Germain

  • ミキシングエンジニア

    Gregory Germain

  • マスタリングエンジニア

    Gregory Germain

  • ボーカル

    加藤煕章

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New EP 『灯火を運ぶ』

北海道の小さな町、浜頓別町。

その小さな町にあるお寺で日々を送りながら、言葉と音で
「生きること」を掬い上げるお坊さんシンガーソングライター

加藤煕章。

祈りと生活から生まれた楽曲たちが
上北健と融合し、ひとつの灯火として結実した。

このタイトルは、誰かの中で消えかけた火を
自分の手でそっと守り、次へ渡していく...

それは祈りであり、記憶であり、「生きている」
という事実そのもののリレーでもある。

全4曲収録
1.灯る 2.ただ死んでないだけ 3.遺言 4.アスター

この作品は、聴く人の心に火をつけるのではなく、
すでにそこにある小さな灯火に、静かに気づかせる。

そしてきっと、その火はまた、誰かのもとへ運ばれていく。


Lyrics and Music : 加藤煕章

Sound Produce : 上北健

Album Art : 駒澤大学附属苫小牧高等学校 美術部コラボ
     作 : 大須賀 凛

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