歌詞

今も上手くは握れないけど

歌ってるうたにも

意味はあるかい、あなたに届けば

それだけでいいと思うんだけど

流れてく言葉をそのままにして

次の駅まで走る

電車に揺られあなたを思い選んだ

本を読んでいる

めくるページが君を追い越す

見えなくなる前に

笑われるような思いを馳せて

忘れぬようにここで

閉じ込めた時間を

解き放つようにうたを歌って

あなたとふたり　どこまでだって

行ける気がしてたことと

それだけが全てで

片手の指も余ってしまうような

私ひとりの思い出の中

それでもいいのと

また笑うのでしょう

君だけが笑えばそれでいい、なんて言う度に

流れる涙の理由を

今は知らぬまま

頬を撫でる風が冷たくなっていくけど

君が雨に濡れぬように

今もここで待っている

閉じ込めた時間を

解き放つようにうたを歌って

わたしひとりで

足りないこともない

明日の中で君を思う

星降る夜にぶら下げた

あの願いは今も変わらないまま、

あなたの右肩だけは

濡れてしまわないで

閉じ込めた時間を

解き放つようにうたを歌って

あなたとふたり

またどこか出会えると

思っていることうたにしてる