哀しみよ 日々を照らせ
涙の跡を乾かす様に
儚くも暖かい火で
動き出した未来を照らせ
欠けた心、蓋して閉じ込め
傷付くことに慣れてしまった
味のしなくなったガムを
噛み続ける様な日々を
吐き捨てて何処かに
消えてしまいたいなんてさ
薄く伸びた影を踏まれて
時間に追い越されていたんだ
前向きな言葉を 口に出せないのを
悲しみのせいにした 苦しみのせいにした
痛く無いわけじゃないよ 溢れそうな不安を
平気だって笑って 必死に堪えてるんだ
痛みの数だけ 強くありたいと願ったんだ
哀しみの夜に 飲み込まれる前に
何も望まなければ こんな風に
失う事も無いのに 繋ぐ手が解けても
逸れないように 火を灯した
哀しみよ 日々を照らせ
涙の跡を乾かす様に
儚くも暖かい火で
動き出した未来を照らせ
思い出す度に涙は流れて
どれほど願っても時間は巻き戻せないや
せめて 僕を照らしてくれたように
誰かを照らせるように
哀しみよ 日々を照らせ
繋がれた想いを重ねて 大きな火で
灯に 心をくべて
軌跡の向こうで笑い合う様に
哀しみよ 日々を照らせ
涙の跡を乾かす様に
儚くも暖かい火で
歩き出した僕らを照らせ
照らせ
- 作詞
Smith
- 作曲
Morbid Sloth
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- ⚫︎
torch
Morbid Sloth
アーティスト情報
Morbid Sloth
東京を中心に活動する、smith(Gt/Vo)、kenny(Gt/Vo)、makosty(Ba)、geru(Dr)の4人からなるロックバンド・Morbid Sloth。繊細で精巧なギターフレーズが織りなすエモーショナルなメロディラインが、パワフルなドラムとベースの上を、時に儚げに、時に情熱的に、それでいて豊かに躍動していく。もがきながらもどうにか生きていこうとする我々を肯定してくれる優しさと強さがある歌詞は、オーディエンスを励まし続け、それは特にライブで真価を発揮する。エネルギッシュなツインボーカルが紡ぐ言葉と熱に共鳴したオーディエンスとバンドが生み出すパワーは、圧巻であり、美しい。時に迷いながらでも、それぞれの日々を前向きに生きていこう──彼らの懐深さと慈愛溢れるメッセージが、どの曲からもしっかり感じられる。
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