緋々のジャケット写真

歌詞

死なない蛸

YAMARYOOO

水槽のなかでひとつ

腐り切った水のなかで

或る飢えた蛸がその身を

喰らい千切りまだ生き続けていた

暗く狭い世界のなかで

限られた営み その果てに

朽ちて落ちる我が身を喰らってでも

命を燃やす意思 決意を持てるか

声も言葉もまるで届かない地の底でも

やがて迎える未来を掴み取れ

命が果てる日まで

水槽のなかで蛸は生きている

喰らう身体が尽きても

水槽のなかが例え伽藍堂でも

確かにそこに

誰しもが忘れても

記憶から抜け落ちても

世界中皆が唾を吐いても

揺らぐことのない夢を持てるのか

光も色彩もまるで届かない地の底でも

やがて迎える未来を掴み取れ

命が果てる日まで

ふとした弱気のなかで

恐怖に苛まれて

それでもあの蛸ならば

泥臭く意思を見せるだろうか

誰もがその在り方を

美しく思うことがなくても

不確かなことだけど

己の未来を掴み取るその日までは

限られたこの身を燃やしてゆく

  • 作詞者

    YAMARYOOO

  • 作曲者

    YAMARYOOO

  • プロデューサー

    YAMARYOOO

  • レコーディングエンジニア

    YAMARYOOO

  • ミキシングエンジニア

    YAMARYOOO

  • マスタリングエンジニア

    YAMARYOOO

  • グラフィックデザイン

    YAMARYOOO

  • ギター

    YAMARYOOO

  • ボーカル

    YAMARYOOO

  • バックグラウンドボーカル

    YAMARYOOO

  • ソングライター

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  • プログラミング

    YAMARYOOO

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ニヒリズムを超えた先、実存的な生を求めて。今この瞬間、無情に流れゆく時のなかで、自身の在り方を模索する。内省的でありながらも外向性に視点を向けたその哲学を以て、ひとつの到達点ともいえる曲目が並ぶ。一見すると個人的な視点の数々ではあるが、それは凡才の視点――つまり、ひとりの人間として共感に値する普遍的な価値観を孕んだ8曲であるといえる。

アーティスト情報

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