正しく忘れるのジャケット写真

歌詞

街の呼吸

望月起市

月を落として

狂ったように

夜更けに笑い出す

私はもうそこに居るかわからないから

本当は知らないこと

秋を背にした

あなたのその目は

嘘も誤魔化しも許さない

私はもうそこに居るかわからないから

あるようでないのさ

紡いだあとの副作用も

含んだはずの都合も

全て包んでいくのさ

破壊される夢

繰り返す街の呼吸

光浴びて 通りすぎても

鮮やかな形に

頬を撫でるやわらかい風

繰り返す街の呼吸

丸い朝があなたを

包んで溶けて消えた

みたいな

音とも言えぬ

ほのかな気配と

毛布に溶けていく

私はもうどこにいるか

わからなくなったようだ

  • 作詞者

    望月起市

  • 作曲者

    望月起市

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SSW、宅録音楽家の望月起市、初の音源集作品。
”夜明けから深夜までの時間経過”、”人生の宝物をつくる” というコンセプトで製作を始めた今作は、表題曲「正しく忘れる」をはじめ、気鋭なるサポートメンバーで構成する合奏編成で作り上げた楽曲から、弾き語りの楽曲まで、望月の表現・音楽性を多角的を捉えた7曲入りEP。

アーティスト情報

  • 望月起市

    望月起市・Kiichi Mochizuki 1994年生まれ、東京都出身のシンガーソングライター/宅録音楽家。 2022年より本格的な活動をスタートさせ、気鋭のサポートメンバーを迎えた4名のバンド編成でライブを行う。 自身のルーツにあるオルタナティブ・インディーロック、日本のポップスの要素を融合させたスタイルで展開される楽曲は、パーソナルな感情が反映された詩と、感情のように波打つ静と動のコントラストが強く感じられる。 2022年11月 1st EP『正しく忘れる』をリリース。 2024年2月 Tuncoreオーディションから選出され「exPoP!!!!!」出演。 2024年3月 2nd EP「摩耗した季節」リリース。 2024年6月 初の単独公演「摩耗した季節」を渋谷Spotify O-nestにて開催。

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