正しく忘れるのジャケット写真

歌詞

街の呼吸

望月起市

月を落として

狂ったように

夜更けに笑い出す

私はもうそこに居るかわからないから

本当は知らないこと

秋を背にした

あなたのその目は

嘘も誤魔化しも許さない

私はもうそこに居るかわからないから

あるようでないのさ

紡いだあとの副作用も

含んだはずの都合も

全て包んでいくのさ

破壊される夢

繰り返す街の呼吸

光浴びて 通りすぎても

鮮やかな形に

頬を撫でるやわらかい風

繰り返す街の呼吸

丸い朝があなたを

包んで溶けて消えた

みたいな

音とも言えぬ

ほのかな気配と

毛布に溶けていく

私はもうどこにいるか

わからなくなったようだ

  • 作詞

    望月起市

  • 作曲

    望月起市

正しく忘れるのジャケット写真

望月起市 の“街の呼吸”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

SSW、宅録音楽家の望月起市、初の音源集作品。
”夜明けから深夜までの時間経過”、”人生の宝物をつくる” というコンセプトで製作を始めた今作は、表題曲「正しく忘れる」をはじめ、気鋭なるサポートメンバーで構成する合奏編成で作り上げた楽曲から、弾き語りの楽曲まで、望月の表現・音楽性を多角的を捉えた7曲入りEP。

アーティスト情報

  • 望月起市

    望月起市/Kiichi Mochizuki 東京都で活動するSSW/宅録音楽家。2022年11月 EP『正しく忘れる』をリリース。表題曲「New Music Wednegday」「Next UP」「ブルーにこんがらがって」等、多数のプレイリストインを果たし早耳のリスナーを中心に確かな話題を産んだ。 2024年6月に初の単独公演「摩耗した季節」をSpotify O-nestにて開催、アウト。

    アーティストページへ


    望月起市の他のリリース
"