INDWATのジャケット写真

歌詞

dominika

indwat

その競争 ドア蹴って逃げ出した 3000年まで後1000年

不確かな総合の海 見渡せば人間の波 早春のダルさ少々

鳥になってみる 夢想の末 妄想の果て 晴れ渡る空の果て

手渡した共同の鍵 逃げ出した早春の海 やがて夢想の末 妄想の果て

ひらり 晴れ渡る空 雲の上 舞い上がる月 空の上

ふわり ふわり浮かんで消えて無くなった

少しだけ 少しだけ祈ってそして すぐ止めた

不確かな総称の意味 見渡せば現象の雨 深海を語る抽象

鳥になってみる 夢想の末 妄想の果て 晴れ渡る空の果て

委ねた尊厳の証 投げ出した運命のさじ

やがて夢想の末 妄想の果て 相乗する現象悪循環

澄み切った朝黒い太陽 咳切ったらさまだ眠たいよう

ドア蹴って逃げ出した街 つんのめった老人唾吐き嘯く

(夢想の末 妄想の果て)

降り注ぐかな清い太陽 降り注ぐ悲しみ冷めるよう

駆け出したカケダシの知恵 語りは小者ノーフューチャーを気取る

(夢想の末 妄想の果て)

ひらり 舞い上がる月 空の上 這い上がれぬ僕 雲の下の下

ゆらり ゆらり浮かんで消えて亡くなりたい

救う給え彼ら我は求め訴えたり求め訴えるだけで

何を変える事無き叫び喚き散らかすだけで時に奏で

目の見えない者従え目に見えない者を称えただ称え

救う給え彼ら我は求め訴えたり求め訴えるだけで

目の見えない者従え目に見えない者を称えただ称え

いっそ何が かもがぶっさいた空へ

その競争 ドアって逃げ出した 3000年まで後1000年

  • 作詞者

    indwat

  • 作曲者

    indwat

  • プロデューサー

    3rd World Records.

  • レコーディングエンジニア

    Yoshimasa Hayashi(GATE WAY Studio)

  • ミキシングエンジニア

    Yoshimasa Hayashi(GATE WAY Studio)

  • マスタリングエンジニア

    NOSSY

  • グラフィックデザイン

    Takehiko Ozawa

  • ギター

    Naopit

  • ベースギター

    Tadanori Souma

  • ドラム

    Atsuro Kikuchi

  • ボーカル

    Sadanobu Shukutani

INDWATのジャケット写真

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2000年初頭の空気感を、自分勝手に解釈しながら、スタジオに入り、ライブをして、またスタジオに入る。ガイーンッと鳴るギター、ドドゥーンッと響くベース、スパパパンと切り込むドラム、そして、ボエーッ!と金星の言葉を受信して歌うボーカルが重なり、曲ができていく。僕でもない、君でもない、“誰か”の目線で描く。だから解釈は聴く人に委ねる「なんとなく」の空気感。日常の、ごく当たり前を、“独特”というスパイスで不可解にし、さも詩的に、哲学的に、それっぽく、高らかに歌い上げる。合い言葉はデッドに! リバーブは80年代に捨ててこい。憧れと逆張り、ジレンマと葛藤のせめぎ合いが詰まった、ファーストアルバム『INDWAT』。2008年、映画『ヘイジャパ!』(監督:村松亮太郎/出演:神田沙也加)主題歌「2999」および挿入歌いろいろ収録。

アーティスト情報

  • indwat

    これからは、グランジだ! ミクスチャーだ! USコアだ! オルタナだ! 革パンを短パンに履き替えて、下北の古着屋でネルシャツを漁る。無骨なギターと歪んだベース、スネアのリバーブはもちろんオフで! とりあえず、デッドに、デッドに流れた90年代後半〜2000年の頃。そんな時代と空気の中で僕らは出会った。上京と再会、友達の友達、脱退と新たな出会いの中で、なんとなくスタジオに入って、ジャムって曲ができて、ライブをする。高円寺GEAR、新宿ANTIKNOCK、渋谷CYCLONE。ライブハウスを回り、デモテープを作った。「“なんとなく”こそ全て」と謳歌し、酔いしれた、当時の僕ら。indwatとは、そんなノー・フューチャー風に流された若者たちの記録。

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Hooky Records

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