INDWATのジャケット写真

歌詞

EA

indwat

背景に終わる世界 眼前開かれる世界

軟らかな日差しの上で全て成された (救しく降った雨の下で)

大きな二枚岩 二つの影 2匹のトカゲ

大きな大きな世界で 小さな小さな形を成して

(激しく降った雨の下で全て成された) 軟らかな日差しの上で

2回目の皮乾いて 2匹のトカゲ

小さな小さな世界を大きな大きな影を持って眺む

(軟らかな日差しの上で全て成された) 激しく降った雨の下で

二千年前にそこで終わる確かな世界も

二千年先に底で待つ不確かな世界も

交わり交わって 笑いながら見送って迎え入れる

(背景に終わる世界) (眼前開かれる世界)

軟らかな日差しの上で全て成された

(上上下上上下)

召された遥か遙か上 (上上下上)

から降りて来た遙か遙か上

召された遥か遙か上 から降りて来た遙か遙か上

軟らかな日差しも激しく降った雨を

人が人の世界のみならず自由な不安へ安心へ

笑いの中 泣きながらも上がっておいで

人が人の世界のみなれ不自由な安心へ不安へ

涙の間 笑いながら下がっていった

2匹の視界は世界へ

上上下上上下 上上下上

2匹のトカゲ視界の先世界が

上上下上上下 上上下上

いつか光と影 世界を溶かして

笑いの中 泣きながらも上がっておいで

見上げた世界は遥か 遥か向こう側

遥か向こうから見てた 2匹のトカゲ視界を世界へ

(上上下上上下 上上下上上下)

(上上下上上下 上上下上上下)

上上下上上下 上上下上 2匹のトカゲ視界の先世界が

上上下上上下 上上下上 いつか光と影世界を溶かして

  • 作詞者

    indwat

  • 作曲者

    indwat

  • プロデューサー

    3rd World Records.

  • レコーディングエンジニア

    Yoshimasa Hayashi(GATE WAY Studio)

  • ミキシングエンジニア

    Yoshimasa Hayashi(GATE WAY Studio)

  • マスタリングエンジニア

    NOSSY

  • グラフィックデザイン

    Takehiko Ozawa

  • ギター

    Naopit

  • ベースギター

    Tadanori Souma

  • ドラム

    Atsuro Kikuchi

  • ボーカル

    Sadanobu Shukutani

INDWATのジャケット写真

indwat の“EA”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

2000年初頭の空気感を、自分勝手に解釈しながら、スタジオに入り、ライブをして、またスタジオに入る。ガイーンッと鳴るギター、ドドゥーンッと響くベース、スパパパンと切り込むドラム、そして、ボエーッ!と金星の言葉を受信して歌うボーカルが重なり、曲ができていく。僕でもない、君でもない、“誰か”の目線で描く。だから解釈は聴く人に委ねる「なんとなく」の空気感。日常の、ごく当たり前を、“独特”というスパイスで不可解にし、さも詩的に、哲学的に、それっぽく、高らかに歌い上げる。合い言葉はデッドに! リバーブは80年代に捨ててこい。憧れと逆張り、ジレンマと葛藤のせめぎ合いが詰まった、ファーストアルバム『INDWAT』。2008年、映画『ヘイジャパ!』(監督:村松亮太郎/出演:神田沙也加)主題歌「2999」および挿入歌いろいろ収録。

アーティスト情報

  • indwat

    これからは、グランジだ! ミクスチャーだ! USコアだ! オルタナだ! 革パンを短パンに履き替えて、下北の古着屋でネルシャツを漁る。無骨なギターと歪んだベース、スネアのリバーブはもちろんオフで! とりあえず、デッドに、デッドに流れた90年代後半〜2000年の頃。そんな時代と空気の中で僕らは出会った。上京と再会、友達の友達、脱退と新たな出会いの中で、なんとなくスタジオに入って、ジャムって曲ができて、ライブをする。高円寺GEAR、新宿ANTIKNOCK、渋谷CYCLONE。ライブハウスを回り、デモテープを作った。「“なんとなく”こそ全て」と謳歌し、酔いしれた、当時の僕ら。indwatとは、そんなノー・フューチャー風に流された若者たちの記録。

    アーティストページへ

Hooky Records

"