Yeah
まるでSFの中の世界
何かが終わり始まる気配
ありふれたdespair
And a hope makes you spare
A little bit of money
ならここは地点C
137番目の可能性
ありきたりな予言
始まりはすべてあらかじめ終わっていた
たとえばここに風は吹かない
ここに風は吹かない
風は吹かない
すべてが波になってしまったから
たとえばここに雨は降らない
ここに雨は降らない
雨は降らない
すべて涙になってしまったから
So please
Come find me when i’m gone
Please
Come find me when i’m gone
Find me when i’m gone
この空の底
空の底
澱のようなこの心を
かき混ぜる手も
鳥たちの声や電波の
聴こえることのないところまで
深いところへ
探しに来てよ
この空の底
空の底
澱のようなこの心を
かき混ぜる手も
鳥たちの声や電波の
聴こえることのないところまで
深いところへ
この空の底
空の底
あなたがいるその身体の
そのありふれた痛みも
そう
溶けてゆくほど
何もかも
不確かな場所へ
また
終わりが来る時まで
- 作詞
nozakimugai
- 作曲
nozakimugai
Albem の“come find me.”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
intro
Albem
- 2
love
Albem
- 3
you died.
Albem
- 4
interlude
Albem
- ⚫︎
come find me.
Albem
- 6
i_miss_u
Albem
- 7
continue?
Albem
音楽コレクティブAlbemが2ndアルバム「continue?」をリリース。
同時にアルバムのコンセプトをゲーム化した実行ファイル「continue.exe」の無償配布を開始。
ポストダブステップ由来のダークなクラブサウンドを基軸に、R&B、ダブ、アンビエント、ニューメタル、ドラムンベース、J-POPといった多数の要素が走馬灯のように煌びやかに駆け巡る。インタールードを挟んだアルバム後半では空気感が一気に変化し、息を吞むような静けさ(track5: come find me.)や過剰なまでのノスタルジー(track6: i_miss_u)を経てクライマックスへと雪崩れ込む。
本作のテーマは「レジリエンス」だ。ビジネス用語として汎用化しているが、もとは心理学の用語であり、語意としては本来、物理的な「弾力」を意味する。
コロナショック以降、すべてが0と1の二元論に分断された情報空間・社会・世界。そのアンビエンスは音楽にも反映されることになる。だがその楽曲自体をさまざまなジャンルや形式へと弾力的に変化させ「音楽のレジリエンス」を示すことで、音楽の中に常にすでに染み込んでいる社会そのものに対して、レジリエンスを問い直すことはできないか。世界のあるべき柔軟さをそこに垣間見ることはできないか。本作はそうした問いから生まれた意欲作だ。
アルバムリリースと同時に、コンセプトをインタラクティブに視覚化した実行ファイル「continue.exe」が無償で配布される。
また制作の中で参照された楽曲のプレイリストもSpotify上で公開される。
アーティスト情報
Albem
nozakimugai (vo, sound engineer)、宮﨑脩平(gt, sampler)、佐藤友紀 (ba, synth)、古沢成(drum, programming)からなる音楽コレクティブ。現代思想、ネットミーム、SFなどの文脈を横断し、コンセプチュアルな電子音楽の制作を行なっている。個々のメンバーについても映画劇伴の制作やヒップホップクルーへの参加、音楽実装のアーキテクチャの研究、ソフトウェアエンジニアリング、労働など越境的な活動を展開している。 直近では2022年9月にリリースしたシングル「Waters」のVaporwave、ヒップホップ、映画音楽、シューゲイザー等の要素を撹拌した分裂的な音楽性が話題を呼んでいる。 2023年12月にアルバム「continue?」をリリース予定。コロナショック以降の社会のムードを分析し、「空虚に踊る身体」というテーマで制作を行っている。
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