歌詞

明日になればきっと 飲み込んで忘れる様な

弱炭酸の痛みがやけに喉に染み付いた。

悴んだ手を合わした 白い息と肌の水彩

知らない小説を持ってる 君の長い髪 覚えていた。

泥濘

「彩画のように生きたい」

「こんな詞に意味など無い」

「感情論でいつか 私を救ってみせてよ」

どうして分かり合えない

愛した日々が春に舞い散るまで

海岸線 君を待っている。

まだ十二月に凪いだ約束が

救えないストーリーと分かったって

君は微笑っているんだって

ページを捲れないまま僕は

ミラージュの行方を捜している。

明日になればきっと 飲み込んで忘れる様な

弱炭酸の痛みがやけに喉に染み付いた。

嗚呼 また立ち止まって 進めない理由を呑んで

小説を返せないまま

君の長い髪 忘れていく

「忘れないで」

どうして分かり合えないのさ

愛した日々が春に舞い散るまで

海岸線 君を待っている。

まだ十二月に凪いだ約束が

救えないストーリーと分かったって

君は微笑っているんだって

ページを捲れないまま僕は

どうしたって進めないんだ

十二月に凪いだ約束が

明日になればきっと 飲み込んで忘れる様な

弱炭酸の痛みがやけに喉に染み付いていた。