歌詞

神様を見つけたくて

桟橋　風のとおる外へ

きみのぼたん一つづつあけたら

優しい忘れ物に気づいたの

雨が

街々を全て濡らす前に

よく見えないままで

見慣れたトンネルを抜けて

世界を風が廻るのは

きみがドアを開けてゆくから

ひとつむすびの彼女は

言葉をすてて街を出ると

大きなカバンとコートを着て

文明のない峡谷へ

眩しい

星の下何もかも照らされる

前に

よく見えないままで

霧の多い森を抜けて

世界を風が廻るのは

きみが声を震わせたから

よく見えないままで

よく見えないままに

世界を風が廻るのは

きみがこころを

震わせたから

・・・