TOKYO ANO STORYのジャケット写真

歌詞

アノナツ

アノエリカ

扇風機と蝉の聲が

響き渡るワンルーム

夕方過ぎのコンビニまでが

お決まりのデートコース

夏の匂いがする度に

並んで歩く左側に

君がいたらなんて

まだ思ってしまうよ

君が綺麗だねって笑うから

思わず微笑んでしまうんだ

今は記憶の中の儚い笑顔

抱きしめて

アノナツを永遠と思ってた

情けない僕はあの日の君に

綺麗だねって小さく呟いた

りんご飴や金魚すくい

はしゃぐ君が愛しくて

遊んだ後のわたあめまでが

お決まりの屋台コース

夕暮れ時の人混みに

まだ慣れない浴衣姿

君がいれば僕は心

躍ってしまうよ

君が綺麗だねって笑うから

思わずはにかんでしまうんだ

今も微かに残る

香りが胸を締め付ける

あの恋が明日も明後日もまだ

続くと思ってた夏の宵

今更だって小さく吐き出した

もうすぐ花火が上がる頃だね

イチゴ味が似合う君は誰と

この景色を見上げていますか

君が綺麗だねって笑うから

思わず微笑んでしまうんだ

今はもうここにない

浴衣と笑顔 思い出して

アノナツを未だ見る今の僕を

溶けきる前に空へ打ち上げた

綺麗だねって小さく零れた

アノナツがまだ僕を離さない

  • 作詞者

    アノエリカ, 大月 そら

  • 作曲者

    大月 そら

  • レコーディングエンジニア

    大月 そら

  • ボーカル

    アノエリカ

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毎月開催してきた定期ライブ「Tokyo Ano Story」にて、その都度発表されてきた新曲を中心に構成されたアルバム。
人気曲「君が好きで-that summer-」を男性側の視点から描いた夏歌や、卒業シーズンに書き下ろされた楽曲など、東京で過ごした一年の四季折々の感情が、そのまま音楽として刻まれている。

アノエリカらしいポップスを軸にしながら、これまでとは少し異なるチルなアプローチにも挑戦。
全9曲を収録し、現在進行形のアノエリカの姿をリアルに映し出している。

日常の延長線にある感情にそっと寄り添う、記録性と物語性を併せ持った、アノエリカらしいアルバムとなっている。

アーティスト情報

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