七日目の街のジャケット写真

歌詞

ゴースト/ハイド/フェイト (feat. Fra)

貝と蜃気楼

死に飽いた大望が

煙に巻かれて落ちるアスファルトのヒビ

僕ら幽霊さ

黄色く顔を染めた工場の灯り

黒猫横切る

幽霊の代わりに

製鉄機械が

鼓動を鳴らした

片目のウィリーが

落としたフォークが

でたらめに歌って

「気づいた」

朽ちるまで踊れ

灰と消えるなら

哀だって歌えるだろ

崩れたリズムで

足を踏み鳴らせ

夜を割る呼吸を止めるまで

オッカムが泣くまで繰り返す足し算

揺れてもブレない建築法違反の価値観

現実逃避とよく似ている現実の不条理

ひとりぼっちで死ぬための準備は済ましたか

恐怖に名前をつける

お前が意味とか夢とか呼んでるそいつだ

知りたいか 戸籍謄本 俺の名前の下

修正テープを剥がしたらなんて書いてあると思うよ?

飼われる愛嬌 ないことを誇らしげ

飢え凌ぐために見知らぬ誰か喜ばして

アイツの飼い主が転がしてる外車に

小便引っ掛ける そんな人生は虚しいぜ

プライドを捨てるプライド

ノットイコール付和雷同

あの日下らないと切り落とした意味とか夢に

剃刀を当て直す時間はもうないぞ

ながい夢を見て 肉になる頃に

取り返しがつかないと気づいた冷や汗を舐めて渇きを鎮めるんだ

迎合しろ それが反逆だ

反吐吐いて歌を歌うのと死ぬならどっちだ

朽ちるまで踊れ

灰と消えるなら

哀だって歌えるだろ

崩れたリズムで

足を踏み鳴らせ

夜を割る呼吸を止めるまで

焼けるまで踊れ

やがて朝が来て

僕らは消えるんだろ

聞こえないのなら

床が割れるまで

鳴らし続けるだけさ

朽ちるまで踊れ

灰と消えるなら

哀だって歌えるだろ

崩れたリズムで

足を踏み鳴らせ

夜を割る呼吸が止まって

砕けて混ざって焼かれて

すべてが灰へと変わるまで

  • 作詞

    小宵, Fra

  • 作曲

    貝と蜃気楼

七日目の街のジャケット写真

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アーティスト情報

  • 貝と蜃気楼

    耳を劈く轟音に物語性の高いリリックを乗せて鳴らすオルタナティヴ・ヘヴィ・ロックバンド。そのサウンドはスラッジコア、ブラックメタル、ハードコアパンク、シューゲイザー、USインディーなど様々な音が渾然一体となった唯一無二のものだ。メンバーは、小宵(Vo)、KYOTOU O-EⒶST SHIBUYⒶ(Gt)、ヨシキ(Gt)、MiNT(Ba)、634(Drs)の5人組。その内、小宵とKYOTOU O-EⒶST SHIBUYⒶの2名がVtuberという異色の構成だ。2022年4月に1st EP『人魚の骨』、同年10月に1st Album『七日目の街』をリリースし、また2022年5月にはおやすみホログラム主催のライブ「打奏驚蛇」に出演、同年12月にはレコ発ライブ「七日目のパレード」を主催するなど、ステージパフォーマンスにも力を入れており、破壊的な演奏が評価されている。最近ではASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文がホストのpodcast AVMTのVOL.36にて1st Album 所収「安息日」が週のプレイリストに選曲されるなど、その存在感はあらゆる音楽シーンにおいて日々いや増しつつあり、今後も決して目が離せない。

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