七日目の街のジャケット写真

歌詞

Interlude : 預言者の夢

貝と蜃気楼

君は、〝自分〟が複数存在していると、そう考えたことはあるかい。

それは例えば、母の子である自分と、一学生である自分、そして君の隣人である自分との区分であったり、或いは、今朝コーヒーを淹れなかった世界の自分と、今朝コーヒーを飲んで来た世界の自分の区分であったりする。さらには、昨日の自分と今日の自分、もっと言えば、一秒前の自分と、この瞬間の自分。

時間だよ。時間。君が今ここにしかいないとして、これからの自分のために今の自分を使うというのがどういうことか、考えたことはあるかい。眠るより、働くより、しなくちゃいけないことがあるのかもしれない。ねえ、よく考えてごらんよ。きっと、明日なんてもう来ないんだ。

  • 作詞

    小宵

  • 作曲

    貝と蜃気楼

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アーティスト情報

  • 貝と蜃気楼

    耳を劈く轟音に物語性の高いリリックを乗せて鳴らすオルタナティヴ・ヘヴィ・ロックバンド。そのサウンドはスラッジコア、ブラックメタル、ハードコアパンク、シューゲイザー、USインディーなど様々な音が渾然一体となった唯一無二のものだ。メンバーは、小宵(Vo)、KYOTOU O-EⒶST SHIBUYⒶ(Gt)、ヨシキ(Gt)、MiNT(Ba)、634(Drs)の5人組。その内、小宵とKYOTOU O-EⒶST SHIBUYⒶの2名がVtuberという異色の構成だ。2022年4月に1st EP『人魚の骨』、同年10月に1st Album『七日目の街』をリリースし、また2022年5月にはおやすみホログラム主催のライブ「打奏驚蛇」に出演、同年12月にはレコ発ライブ「七日目のパレード」を主催するなど、ステージパフォーマンスにも力を入れており、破壊的な演奏が評価されている。最近ではASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文がホストのpodcast AVMTのVOL.36にて1st Album 所収「安息日」が週のプレイリストに選曲されるなど、その存在感はあらゆる音楽シーンにおいて日々いや増しつつあり、今後も決して目が離せない。

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