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歌詞

アトム

ichica

舵を切ればいい

簡単なことだなんて

誰かは言うけど

声は届かない

ここに届くことはない

地平の先を見てる

そして今 舟は重さをなくしていく

手を振る君を想っている

これは例えば

星の灯りとか

君の痛みが

いつかは記憶に重なっていく

それくらいの話だよ きっと

なんてもう ここからじゃ

聴こえないか

期待がどうとか

地球の最期

そんなのどうでもいいけど

歌を歌って

君が笑う

宇宙はそれだけで出来ていた

本当の空の色を

知らないでいて欲しい

どうか綺麗なままでいてね

帳落として

どこか遠くまで

星の一つが

夜の真ん中に重なっていく

そこでいつか君を見つけよう

灰になって宙に舞った僕らの唄

今もずっと口ずさんでいた

彼方見下ろせば

夜光雲が走って

帰る場所はもう

そこにはないと知った

もうそろそろなんだって

僕は夢を見る

長い長い目覚めは

地上十万メーターを

最後に選んで眠りについた

さようなら

これは例えば

星の灯りとか

君の痛みが

いつかは記憶に重なっていく

それくらいの話だよ きっと

なんてもう届かないか

帳落として

星の一つが

夜の真ん中に重なっていく

そこでいつか君を見つけよう

灰になって宙に舞った僕らの唄

灰になって宙に舞った僕らの唄

  • 作詞

    ichica

  • 作曲

    ichica

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