アッシュのジャケット写真

歌詞

春とレム

ichica

迷い込んだ微睡みの底に

誰彼の声が届いていた

そんな風に笑えたら

ここに用はないけど

まだ寒いから

眠りから覚める

夢を見ている

その朝に

春風誘って

涙をさらって

霞んだ月だって掴めるのに

もう何度も過ごせない

重ねた日々の下で

君だけが立ち止まった

ただそれだけなんだ

鳴り止まない針にしがみついて

誰彼の声で隙間を埋め

明日こそはまともな

人になろうと思った

もう少しだけ

ひとひらの雪が

溶け出すような

その朝に

春風誘って

涙をさらって

霞んだ月だって掴めるのに

もう何度も過ごせない

重ねた日々の上で

振り返る道の先に

ただ今日も焦がれてる

間違ってたのは世界の方で

何も悲しいことはないからさ

街が色づく

その前に忘れてしまうかな

ほら

目を開けてよ

僕は失って

君も失って

正しさに縋ってそれでいいかい

もう何度も見ていた

花やぐ夜明けの夢

その中でだけ僕らは

春風誘って

涙をさらって

霞んだ月だって掴めるのに

もう何度も過ごせない

重ねた日々の下で

君だけが立ち止まった

ただそれだけなんだ

  • 作詞

    ichica

  • 作曲

    ichica

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