歌詞

月を見ると

それはさみしげ

神に月は消えよと願えば

すっと月が消えた

暗い森で

ラピスラズリの

湖が横たわり

水紋が広がった時

緑色のキツネが現れて

その目は水晶のようで

青色の湖の

その水を飲む

こちらをぐっと睨んで

森の中に消え

砕かれた星星の死骸が

森に降って

水紋を作り出しては

その紋様を僕は肌に彫って

君に逢いにゆく

緑色のキツネを抱えて

君が僕を待つ

星星の亡き骸で

濡れた深い森を

君は愛する

君の足跡が地面の苔に残る

その湿度が僕を癒やして

僕は

そっと君に

近づいたのだ