歌詞

水平線なぞれば

何もかも遠くて

何一つ届かなくて

憂いてしまうよ

泡輝く波間

流れにこの身を任せ

辿り着く世界は

どうか綺麗であって

心無い言葉で

君がもう傷つかないように

ここじゃないどこかで

「在りし日の思い出だった」と

笑う君がいい

優しい言葉ひとつで

泣きそうになる

だから大丈夫だって

必死に繕うの

どうか気付かないで

どうか僕を見ないで

それでも気づいてほしいと

願う弱い自分が嫌いだ

擦り減った心で

これ以上強がらなくてもいいよ

塗り重ねて　また塗って

剥がれたメッキのままでいい

そのままの君がいい

きゅっと痛む心臓

結末はいつだってそう

描いていた絵空事は

絵空事のまま終わる

どうせ傷つくだけなら

どうせ叶わないなら

今はただ強さが欲しい

この目で確かな明日が見たい

心無い言葉で

君がもう傷つかないように

ここじゃないどこかで

「在りし日の思い出だった」と

笑う君がいい