

歌詞
屍國
Cold Rose, ATSUKI
蝋燭の火 遠退いた意識
廃屋の中 全て終わらせた
怨嗟の波 さらわれた身
割れた石 千切れた耳
暗闇 届かぬ光
首から ぶら下がる鎌
肩で啼く 一羽の鴉
霧が徐々に赤く染まる
止まぬ黒い雨
怨みを抱いた影
響く嗚咽
腐敗していくだけ
救いの無い 奈落を這い
枯れた叫び 色の褪せた瞳
白き薔薇の囁き
手鏡に映り込んだ髪
血の霧 纏う屍鬼
逆流の滝 揺れる 枝垂れ柳
- 作詞者
Cold Rose
- 作曲者
ATSUKI
- プロデューサー
ATSUKI

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屍國
Cold Rose, ATSUKI
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屍國
Cold Rose, ATSUKI
E
アーティスト情報
Cold Rose
誰にも見えず、誰にも触れられず、 それでも確かにそこにある── 雪に埋もれた薔薇のように、 Cold Roseは沈黙の奥底から詩を綴る。 死と美、孤独と闇、破滅と祈り。 彼の紡ぐ言葉は、現(うつつ)を離れ、 夢と死のあわいを彷徨う幻灯のように揺らめく。 クラウドラップ、DSBM、ヴィジュアル系など、 多様な音楽的血脈を内包しつつも、彼の作品はもはやジャンルに収まらない。 Cold Roseは、幻想の地平に咲いた、唯一無二にして異形の詩人である。 その作品は、“孤独”であり、“異端”であり、“声なき魂”の独白そのものだ。 喪失、鬱屈、死への憧憬、生きづらさ── Cold Roseは、その痛みを真正面から詩に刻み込む。 彼の音楽は、静かに崩れていく世界の中で咲く、一輪の冷たい薔薇である。
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