どうせ晴れてたってどこに行く訳でもないから 良かったわ
雑念、雨音に攫わせ またボーっと紫煙を燻らせる
つまらない思考に囚われる 心に涙がしとしと流れる
冷めたポエムでも詠む気かよ みっともねー そう言い聞かせ前のめりにビートの上
人の目気にせず 世間体尻目 風潮シカトで歩調合わすBPM
未来握ってるのはテメェの右手 雨天決行 泥濘みでもイージーゲーム
たまにはずぶ濡れも悪くないさバックトゥザ10代 強がりや変なプライド
雨にさらし洗い流してみてもええじゃない 笑えるぜ案外
計算外すら乗りこなしていければ雨を諦めの言い訳にしないで済むのに
生憎、人の心は機械みたく簡単に切り替えたり出来ない
自分に何遍も問いかけ頭抱え傘がないと嘆く
これで何本目 吸い殻積み上がる灰皿
分厚い雨雲の中 ネガポジ乱高下 幾つか峠
越えた気でいたけど答えは半透明 どないなっとんねん イメージは長いトンネル
行けども行けども 同じ風景で見えてこない終点
Yeah しけた言葉じゃ火もつかねえ ブッチ切ってビッとしろ
つまんねえ顔してんな 合間にオフザケ
手を塞いで神に祈るなんて柄じゃないな ガムシャラにもがいて答え曖昧にしとくだけ
それでええんとちゃいますか 知らんけど
向き合いすぎるのも考えもん
何故か大事そうに抱え込んだ不安材料
手放し肩の力抜いて見れば案外そんな大した事じゃないと思える
フィルター次第で灰色にも薔薇色にも変わる
全部気持ち一つ 身も蓋もないけど、多分それが真理
論理積み上げるロンリーナイト 抜け出して本心を偽らず等身大を積み重ねる
泣くのは笑えるようになってからで良い 能天気な馬鹿でいい
理屈ばっか滅入る 固い頭でピーチクパーチクじゃなく肌感に任せfeel
裸の感覚で殴り書く ビートの受け皿にライムとフロー 徒然なるまま 一体何を言おうとしてんだか
カッコいいこと一個も言えなかったかも でもまあ良しとしよう
たまにはそんなも日も おんなじ様な日ばかりじゃおもんないもん
また晴れたらどっか行こうとか理想思い浮かべ明くる朝にはもう何も
無かったみたいな顔で日常に戻る 雨音に紛れ息押し殺す
何の変哲もない日々を彩る ビートに跨る一人の夜
- 作詞
ふぁんく
- 作曲
dio j
ふぁんく の“雨”を
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