歌詞

泣いてばかり 不安が覆う空

灰色に溶けるように

痛みが増えて 苦しくなって

見ないようにしてたのは私だった

否定されて 辛くなって

息が出来なくなっては

その優しさも その言葉も

私は要らないのに

今更だよ 本当うるさいな

天秤にかけられたこの愛じゃ

分かんないって叫んでいたんだっけ

何をしても口を挟んで

「あなたの為だから」「分かって？」

どうしようもなかったんだ

少しずつ殻が破れて気付いた

もう終わってしまえばいいと嘆いて

まだ繋がれた過去に囚われて進めないでいたんだ

受け入れる事は出来なかった

きっと変わっていくんだよ

自分も、こんな人生も。

羽があっても 飛べなかった

飛び方が分からないまま

周りは皆 遥か先へ

背中が遠ざかっていく

涙雨は通り過ぎた

固まった地面踏み鳴らして

ゆっくりと歩き出した

交わる事なんてなかった

離れたくて仕方なかった

嫌になって投げ出した

膨れる想い 唯々 重くなる

剥がれていく

繕っていた私が消えていく

ただ振り返らずに真っ直ぐ生きてきた

でも明滅する記憶に蝕ばまれていた

受け入れる事で変わるのかな

少し怖いな、

踏み出した道 光に照らされて

迷わずに進んでいけるよ、後悔はないさ

これまでの私と決別して

鮮やかに彩っていくんだよ

自分を、そんな人生を。

これから始めるんだよ

自分の物語を。