現実逃避のジャケット写真

歌詞

蜜柑

太田日明

優しさに甘えていたとしたら僕の方が甘かったと思う

気付いていないフリをしたずるくて臆病な夏の日も

君と一緒に笑っていた汚れを知らない真っ白な僕の心

片隅の方に穴空けて怯えて冷えた冬の日も

支えられていたんだ 言葉にはしていないけど

急に消えてしまった ずっと近くにいたはずなのに

あの日口にした蜜柑は信じられないくらい甘くて

僕は君の名前を呼んだ 届いてはいないと知っていた

消えてなくなるはずのもの 止めることは出来ないだろうか

遅いことはわかっていたんだ 空しさだけ残した味気の無い蜜柑

そう 偽善だけの嘘の笑顔に抱いていた淡い期待

捨てきれずに残していた一握りの確かな希望

いつか口にした蜜柑は涙を流す程に甘くて

僕は君の名前を呼んだ いつか届くはずと信じていた

消えてなくなるはずのもの もう一度逢いたくて今日も歩き続ける

ここに確かにあるよ オレンジ色に染まる甘い甘い蜜柑

  • 作詞者

    太田日明

  • 作曲者

    太田日明

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太田日明(オオタアキラ)名義でリリースされた自身初のセルフプロデュースフルアルバム。
作詞・作曲・歌唱・演奏・アレンジ・プログラミングに加え、全編のミックス・マスタリングを自身で手掛ける。

「AGED BLOND」結成時に披露された「Escape」「サンライト」「Day After Day」等の楽曲群を始め、
個人名義での新曲「アイデンティティ」「リバイヴ」など、全10曲を収録。

アーティスト情報

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