Lyric

あなたを傷つけたくなくって

触ることすらできないのです

幸せを大切にできるよう

嫉妬を気付かせないのです

あなたが重荷を背負わぬよう

愛してると口にしないのです

でも心から愛してるが故

付かず離れずを続けるのです

私は心が醜いので

あなたには常に優しくするのです

あなたが傷つけられた時こそ

そっとそばに寄り添い続けるのです

私は頭が悪いので

あなたに気を遣わせてしまいます

でもその優しさに漬け込むよう

愛を行動にして動くのです

優しい人とあなたは言うが、

心から愛しているので当然で

あなたが自分を卑下する度

そんなことないと否定するのです

10年経った

初めてのキスは煙草の味がした

給水ランプが赤く点る

もう少しそばにいてね

10年経った

あなたの声は少し低くなった

ネオンライトと246号

あとあなたの寝息

ねぇ

余計なことを言えば

すぐに指摘するあなたが好きです

運転するとき背筋伸ばす癖が

可愛くて仕方がないのです

嫌な事ははっきり言うのに

欲しいものが言えないあなたが好き

勘の悪い私が気付くよう

ヒントをくれるあなたが

愛おしいんです

10年前のあなたと言ったら

傘が二つ縦に並ぶようなふたり

ぽつぽつぽつぽつ雨のスネア

少し声を張った

またね

10年経った

初めてのキスは煙草の味がした

ネオンライトと246号

あとあなたの寝息

ねぇ

いつまでも待っていますので

どうか幸せを重ねてください

そこに私が必要であれば

いいのにな