

何者でもなくて
なにが出来るか知りたくて
わかるはずもなくて
服を纏う
通り過ぎる春を追って
風が走っていく
立ち止まる理由なくて
ふたり歩いていた
舞い散る花びらを見上げる
君の頬 桜色
黒髪かきあげる仕草も
覚えてたい 覚えてたいな
暗い夜はいつも
君と僕の 声と声の
隙間に染み込んで
熱を奪う
詰まりかけの排水口に
髪が絡んでいく
日常演じるように
ふたり笑い合ってた
頼りないろうそくの火のように
揺れている僕たちは
終わりのはじまりがこわくて
気付いてないふりをして眠る
遠ざかる思い出は
写真だけ色褪せず
からっぽの僕がただ
見透かされるようだ
舞い散る花びらを見上げる
君の頬 桜色
黒髪かきあげる仕草も
覚えてたいけど
舞い散る花びらを見上げる
君の頬 桜色
黒髪かきあげる仕草も
覚えてたいけど自信ないな
- Lyricist
shuhei
- Composer
shuhei

Listen to Haru to Kurokami by alfonsino
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Artist Profile
alfonsino
キンメダイ目キンメダイ科に属する深海性の中型海水魚/深海魚の名前のバンド/縁あって巡りあった年齢・性別も違う5人がキャッキャ言いながらオリジナル曲を制作、そこに歌謡曲の香り漂う歌声がのって和風ロックのできあがり。