Lyric

「離れないでね」ありきたりな言葉

馬鹿みたいに 守っていたんだ

飽き飽きしてた、声も聞こえない

そんなあいつに錨を投げ捨てた

花びらのように 気の赴くままに

足の音を聞き 君の声を聞いた

まばゆいほどの光の渦の中

夢現に輝いていた

「鬼さんこちら 手の鳴る方へ

君の隣は似合わないからさ」

黄昏の空に映るこの想い 今、咲き誇れ

僕ら刹那に落ちた 恋に焦がれて

君を想い狂い出す

やがて奈落の底へ もう戻れない

君がそこに居るのたちば

願いに触れ 心に振られ

ただ一途に想い続け

赤子のように 何にも見えないまま

ゆらゆら舞い踊る

「愛してるよ」とありきたりな言葉

馬鹿みたいに信じていたんだ

ドキドキしてた 君の言葉のひとつひとつに

空回りしてさ

海月のように 漣に流され

足の音を見て 君の声を見てた

眩いほどの光の中心に 夢現に輝いていた

「鬼さんこちら、手の鳴る方へ

君の隣に居たいだけなんだ」

月夜に浮かぶ 僕のこの想い 今、咲き乱れ

君は刹那に落ちた 恋に縛られ

意味もないのに 狂い出す

やがて、奈落の底へ まだ戻らない

震える手を握りしめて

心に触れ 願いに振られ

ただ気に想い続け

赤子のように、何も言えないまま

「好きだ」と泣き叫ぶ

僕は刹那に落ちることも忘れて

ただ光に手を伸ばし

空の雲を掴んで離しはしない

そこに何も無かったとしても

刹那に落ちた 恋に焦がれて

君を想い狂いだす

やがて奈落の底へ もう戻れない

君がそこに居るのならば

願いに触れ 心に振られ

ただ一途に想い続け

赤子のように 何にも見えないまま

ゆらゆら舞い踊る