不安でいつも泣いていたのか
肌を布団で包む
たぶん綺麗だった夢の跡に
いつでも見惚れてしまうはずだと
悲しいくらいに綺麗な空
まるで初めてのことだったよ
俺は疲れてくたばっていた
悲しい顔しないで
忘れないことだけ
途切れようとも
みている
暮れてもかなでよう
飽きられようとも
季節が過ぎて行ってしまっても
離さないで 掴んでてよ
狂気が頬を濡らす
夏の中で笑っていたよ
途切れ途切れ響いてるあなたの声
まだ澄ましていたい
※東京都世田谷区三軒茶屋にて 車の横転事故 人が車内にいると周辺から通報がありました
乗っていた二十代の男性は意識不明の状態で 病院に搬送されましたが その後は
目を閉じたまま
弾けそうな痛みと
あの二人の声
気がふれそうな感覚
明日の今頃には
俺は炎の中だろう
戸を開けば船
彼方へ渡るのだろう
水はあそび、影も畝る
二十五歳の夏、ふわりと浮かんで消える
君はどこだ 俺はどこだ
歌っていれる?素直にいれる?
普通でいれる?うわーー
意地張って火を吹く
過ぎてしまえばもう帰れない
空の上で君を見てる
写真も抱きしめて遠ざかる
嗚呼 広い部屋のようなさみしさに
ひとりぼっちでいるみたいだな
人を愛してしまってたから
黒いとこだけ見ていたんだな
またどこかで通じ合えたら
嬉しすぎて泣いてしまうな
うう…
うう…
- 作詞
望月起市
- 作曲
望月起市
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Summer
望月起市
アーティスト情報
望月起市
望月起市/Kiichi Mochizuki 東京都で活動するSSW/宅録音楽家。2022年11月 EP『正しく忘れる』をリリース。表題曲「New Music Wednegday」「Next UP」「ブルーにこんがらがって」等、多数のプレイリストインを果たし早耳のリスナーを中心に確かな話題を産んだ。 2024年6月に初の単独公演「摩耗した季節」をSpotify O-nestにて開催、アウト。
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