歌詞

信号が青になる数秒間

君を思い出す癖

まだ治らないみたいだ

元気でねって言葉がいまさら痛いのは

最後まで君が優しいせいかな

君のいない日々に慣れたはずなのに

君の影を見つめていた

思い出と心臓の音だけが

君の名前を呼んでる

ほら指折り数えた日々の中で

僕はあなたの面影を探してる

歩いた道も見えた景色も

ほらまた君の匂いがした

夕暮れに染まる道　影だけが隣を歩く

誰かと笑う君を　夢で責めてしまった

「さよなら」がまだ終わりではなくて

胸の奥　何度も君が揺れる

君を忘れたくて他の景色に染まろうとした

立ち止まろうとするたび

記憶に追いつかれて

もう戻れないってわかってるのに

世界が静かになって　僕だけが鳴り止まない

ああ　叫ぶように 君の名を

どうすれば君と笑って　いられたのかな

不器用な優しさ　口下手な愛が　のこった

もしも、君にまた出逢ってしまったら

泣いてしまうよ　どうしようもないくらい

笑い合った日も　すれ違った夜も

全部、君じゃなきゃダメだって

今さら思ってる

ほらまた君の匂いがしたんだ

たとえ届かなくても　忘れないよ

今でも手を伸ばして　呼んでるんだ