歌詞

静寂（しじま）を裂くように　こだまする遠い子守唄

揺れる提灯（ちょうちん）の光　母の声が胸に残り

夜風に混じる君の笑顔　涙で滲む故郷（ふるさと）の香り

ひとり抱きしめたぬくもり　今もまだここにいる

ミライ　ミライ　ミライ！

遠く離れても　星が見守るこの夜に

涙こらえて　優しい歌を想い出す

心の奥　震えるぬくもりは消えずに

切ないほど愛しい　風の子守唄よ

小川のせせらぎに　沈む夕陽を映し

幼い笑い声　今は遠く

祭り囃子は　遠い記憶の扉を開く

指先に触れた冷たい石畳　君と歩いたあの道

彩（いろどり）あふれた日々も　今はそっと胸に灯る

ミライ　ミライ　ミライ！

遠く離れても　星が見守るこの夜に

震える声で　母の歌を口ずさむ

心の奥　溢れる切なさは愛に変わり

抱きしめたいほど　風の子守唄よ

静かに降る雨が　心の傷を洗い流し

夜明けの光が　胸に差し込むとき

遠い君の声　風に乗って聞こえる

もう一度だけ　抱きしめられたら

遠く離れても　星が見守るこの夜に

震える声で　母の歌を口ずさむ

心の奥　溢れる切なさは愛に変わり

抱きしめたいほど　風の子守唄よ

ミライ　ミライ　ミライ！