

橋の上ですれ違う
大人たちの言葉はいつも8時を指して
水の側で暮らしていたころ
永遠を切った僕らの刻むフレーズ
喉の中で纏う燈
夏至に見えた光にはもう悪意はなくて
穏やかなまま曇らした声
何気なく知った僕から意味は触れず
例えばで挟んだ辻褄のない弁明に
二回転半した君の舌が攣って冷ややかな目で
下を向いて右利きって隠す袖がそう教えて
4年前へ今頃の僕にはもう話すつもりもないから
眠れなくて泳ぎ出す
遠く見ゆる楽団の棘
夜明けはどこへ
飾っていた印象はその時の濁度
洗い流す傷跡とは今は似えず
誰も皆孤独と月の名残を知らせて
着膨れた思いと
見限た都会の雲に微々のモラルを
匙の上に残る願い
罅と錆でくぐり抜けて
4年経った私にできることは何かを考えていた
- 作詞者
TOMA
- 作曲者
TOMA
- プロデューサー
ぬりゑ
- レコーディングエンジニア
ぬりゑ
- ミキシングエンジニア
ぬりゑ
- マスタリングエンジニア
ぬりゑ
- ギター
ぬりゑ
- ベースギター
ぬりゑ
- ドラム
ぬりゑ
- ボーカル
ぬりゑ

ぬりゑ の“袖”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
袖
ぬりゑ
- 2
アーバンベア
ぬりゑ
アーティスト情報
ぬりゑ
富山の4ピースロックバンド
ぬりゑの他のリリース