

意味のない晴れだった
乾いた風の中
手のひらにこびりついていた
錆びた鉄屑を思い出す
色のないひだまりに
終末の匂いがした
飛行機雲がのびている
彼女の事を思い出す
彗星が音を立てる 少しずつ終わってく
罪を背負った人々の
幸せを僕は憎まない
アスファルトに還っていく
吐瀉物を眺めている
汚れという心地よさ
貧しさという美しさ
壊れていく毎日が
こんなにも愛おしいの
彗星が音を立てる 少しずつ終わってく
アイツに電話かけてみた
やっぱり今日も出なかった
諦めばかり重ねては
大人を演じて生きている
悔しさで絞り出した
声はどこまで届くのか
夕焼け色の小便だ
命の限り生きてやる
彗星が音を立てる 少しずつ終わってく
- 作詞者
コバヤシコトリ
- 作曲者
コバヤシコトリ
- レコーディングエンジニア
コバヤシコトリ
- マスタリングエンジニア
コバヤシコトリ
- ギター
コバヤシコトリ
- ボーカル
コバヤシコトリ

コバヤシコトリ の“彗星”を
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アーティスト情報
コバヤシコトリ
滋賀県生まれ東京在住の歌うたい。弾き語りのステージのみにこだわり活動を続けるものの、バンド主催サーキットイベントやレコ発への出演を多数こなし、2023年からは下北沢で複数会場型フェス「人差し指がなくなるまでは」を主催。ライブハウス・居酒屋・カフェ・バー・道端・ガレージなど場所を選ばず年間50本前後のライブをこなしています
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