コバヤシコトリの春盤「彗星」のジャケット写真

意味のない晴れだった

乾いた風の中

手のひらにこびりついていた

錆びた鉄屑を思い出す

色のないひだまりに

終末の匂いがした

飛行機雲がのびている

彼女の事を思い出す

彗星が音を立てる 少しずつ終わってく

罪を背負った人々の

幸せを僕は憎まない

アスファルトに還っていく

吐瀉物を眺めている

汚れという心地よさ

貧しさという美しさ

壊れていく毎日が

こんなにも愛おしいの

彗星が音を立てる 少しずつ終わってく

アイツに電話かけてみた

やっぱり今日も出なかった

諦めばかり重ねては

大人を演じて生きている

悔しさで絞り出した

声はどこまで届くのか

夕焼け色の小便だ

命の限り生きてやる

彗星が音を立てる 少しずつ終わってく

  • 作詞者

    コバヤシコトリ

  • 作曲者

    コバヤシコトリ

  • レコーディングエンジニア

    コバヤシコトリ

  • マスタリングエンジニア

    コバヤシコトリ

  • ギター

    コバヤシコトリ

  • ボーカル

    コバヤシコトリ

コバヤシコトリの春盤「彗星」のジャケット写真

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