歌詞

いつかまた、出会えるときが大人になれるように

雲ひとつない空 君のことを真面目に探してた

あれはなんだっけ春の匂いがしてた

あの日のことだけで埋まりそうな

ノートには何も書かれていなかった

君の嘘さえも

長らく未読の気持ちに素直になれず

洗い流されずにこびりついた僕

言えず終いで別れる時

君求めず巡り会った日々の中

もう、これ以上

大切なものは一つの嫌味で

君の中を不器用にも駆け出る

愛も嘘も、声も、愛しく慣れるように

砕いてこの気持ちが離れたら

君のもとへ帰ろう

眠気が覚めた頃にはもう

何が待っている

大抵あの気持ちが癖になって

あなたの前だけでは

明かりは灯らずそっと

何かが待っている気がしてんだ

大人になるために灯りを探した

それすら後悔と呼べるような気がした

君の雫だけは元には戻れないから

君には気付けず、変わらず、彩りに慣れて

愛を装う春風に溶けていく

君の口から吐き出されるように

込み上げる、誰が為に生きる理由を探して

日々の容量を大切に増やしたい

絡まり解けて明日に成れるようにずっと

君を無くして　（いつかまた、出会える時が大人になるため）

何気ない顔を言葉を叫んで　（日々の容量を大切に増やしたい）

溢れる想いだけは　（君の口から吐き出されるように）

君と、日々の歌をずっと。」