iRregularのジャケット写真

歌詞

フィグリーフ

みやぎけいご

蝉の声が少し透けて行って コオロギが季節に色をつけた

自然出力のオーケストラ 指揮を取るのはもう秋かな

空に浮かぶ大三角も そっくりさんで夏とは別らしい

ずっと前からわかっているよ ずっと前からわかってるんだけどな

魔法の言葉みたい そんな名前だったね

君の匂い なんとなく覚えてる

後付けでも片付けられない 体に纏っていた果実を

煙のように香り 漂う顔に 眠るはずの恋が目を瞑れずにいる

君の声が急に透けて行って 2人の秘密も蝶に吸われた

終わった小説の続編のように シリーズ2に淡い期待を

消しゴムで消してみたって 筆圧が強かったから

書き跡が残ってしまっていたよ

書き跡を塗りつぶしても うっすら文字が浮き出るんだ

忘れることはできないな

後付けでも片付けられない 体に纏っていた果実を

煙のように香り 漂う顔に 眠るはずの恋が目を瞑れずに

後付けでも片付けられない 体に纏っていた果実が

雑音の中を流れても ビルの風に運ばれてきても

探してしまうんだ フィグリーフのイントロで

探してしまうんだ

  • 作詞

    Keigo Miyagi

  • 作曲

    Keigo Miyagi

iRregularのジャケット写真

みやぎけいご の“フィグリーフ”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

みやぎけいご1st AL「iRregular」


22歳ギター弾き語りSSWみやぎけいご初の自主制作AL。

バンドセット、ギター弾き語り1発録りや打ち込みのサウンドと表情豊かな10曲が詰まった1枚。

独特な言い回しでありのままの日常や思想をポップに、時にハスキーに歌っている。

アーティスト情報

"