

真っ暗な 部屋に 突然 現れた
細くて 長い 黒い 傘をさした 君
「夜更けに 悪いが お前に 用事だ」
一言目が それって あり得るかよ
「お前の 寿命は あと 一年
でも すぐに 動けなくなる」
落ちるような 声だった
僕は 君を 一晩中 呪った
朝になって また 君が来た
「選ばせてあげる 少し ルールを変えて」
「一週間 健やかに 生きられる でも
それが 最後になる」
二度目の 宣告
僕は 口をつぐんだまま
その手を 握った
街を歩いた 走った 思いきり
何もかもが 違って 見えた
家族の 声が 温かくて
パン屋の 匂いに 泣いた
夕陽の 道を 一人で 歩いて
世界の 全部に ありがとうを 言いたくなった
「かけがえのない」が 溢れていたんだ
「最後の 夜だ」って 君が また 現れた
「ちょっと 待ってくれ」 僕は 叫んだ
「まだなんだ あと 少し 頼む」
ノートに 想いを 書きつけてた
僕を 育てた 人へ
古い 友人たちへ
先生にも 恋人にも
書ききれないほど ありがとうが 溢れた
最後の ページに
一つだけ スペースが 残ってた
そこに 僕は 歌を 書いた
君へ 送る この歌を
君が いてくれた おかげだよ
僕の 命を 伝えた
だってさ 君が いなきゃ
こんなふうに 生きれなかった
ありがとうって 言えたんだ
ありがとうって 言ったんだ
君に 送る この曲で
- 作詞者
Poppo
- 作曲者
Poppo
- プロデューサー
Poppo
- プログラミング
Poppo

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死神
Poppo
アーティスト情報
Poppo
想いと好きを曲げずに曲に。ギネス、ついでに。
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