歌詞

蝶と舞う夢を見た

うつぶせに閉じ込めた 独り言

氷壁の蛹はどこへ 揺れ惑う

眩しさも愛しさも詰め込んだ まっすぐな愛は

世界に逆さまの夢を描いた

「キミの好きなものはなあに？」

葉に隠したまま

「キミが将来なりたいものは？」

そして誰もいなくなるの

気まぐれ 幻でもいいの

きっと自由になれたなら

鮮烈な夜の中で 蝶と舞う夢を見てた

無力な昨日のわたしも連れて

藍晶を飛び越えて 誰の手も届かぬ方へ

歪な未来だっていいの いつか

I'll reach to the sky

ぎこちない作り笑い 着飾って

氷壁の蛹は今日も 逃げ惑う

『背を向ける痛みには慣れたんだ』

嘯くわたしの影は

笑いながら泣いているみたい

『キミの好きなものはなあに？』

本当はずっと気付いていたの

『キミが将来なりたいものは？』

凍えた胸に芽吹いた

『ずっとそこで泣いているの？』

守るために羽ばたきたい

今 心の溶ける音がする

鎧は羽に変わる

正しいとか間違いとか

曖昧な指標じゃない

ただひとつ この煌めきを

今はただ信じていたい

鮮烈な夜の中で 蝶と舞う夢を見てた

無力なあの日のわたしも連れて

羽ばたいて気付いたの 今わたし生きているって

歪な未来だっていいの いつか

I'll reach to the sky

“For the sake of my friends, I will live selfishly.”