Lyric

どうでもいいこともいつかは

君の方へたどり着いてゆく

生まれた小春の日差しが

何気ない蝉の声をまた連れて

どうでもいいことも今では

胸の奥を締め付けてゆく

タバコの煙の中では

何気ない後悔だけが

青い空の　向こう側では今も

君の居ない夏が続く

思い出していた　別れ際のあの日

忘れられない声　さよなら

どうでもいいことなんてものが

なかったこと今更気づいて

静まる改札の前

見つめ合いキスをした

愛を歌う僕は自惚れていた

君の色に染まっていた日常さえ当たり前

過去の写真ばかりが綺麗になってゆく

今までもこれからも

青い空に　浮かぶ入道雲を

見上げるそのたびに淋しくて

心躍る　子供の頃のような

夏の暑い日々は　戻らない

青い空の　向こう側では今も

君の居ない夏が続く

思い出していた　別れ際のあの日

忘れられない声　さよなら

どうでもいいこともいつかは

君の方へたどり着いてゆく

どうでもいいことも今では

胸の奥を締め付けてゆく