歌詞

青と夏の声がして揺らいだ目尻拭った

4階のガラスを揺らすは夕日

それから歌と笑い声

指先の痛みの中にはまだ歪んだギターが揺らいでいて

消えずにいたいよ、今でも痛いよ

弱さにまみれた歌を歌う

雨上がりの空の群青は心の色の鏡だ

水色のギターを爪弾く、君はすっと歌を歌う

2個飛ばしで7つの階段に、上がった鼓動と見紛う

夏が近づくペトリコール

またねと今が言う

明日を簡単には見せない世界が嫌いで

透明なままの未来を今日の青で描く

空は刹那の青で僕を笑っている

だけど後悔上等

空で今を上書きしたんだ

ただ息切れた日々に全てを詰め込んだ

あれがあの鼓動が愛おしいよ

だから行こうBACK TO HIGH

天体観測を唄いながら外階段で叫んだ

壁のグラフィティ、壊れたレスポール

鼓動の速さを中和していた

校庭、夕方、空を笑う

君の靡く髪が風に見えた

どこかへ吹き去っていくような気がしていた

けどどこかへ進んで行くのは僕だ

空は切ない赤で僕を泣いている

そうさ後悔上等

だけど今はちょっと書けないや

ただ息切れた日々が全てを掻き消した

梅雨のペトリコール、春を越える

雨の間のBACK TO HIGH

青と夏の声がして揺らいだ目尻拭った

また息を切らしてまだ知りたくなくて、5限の終わりに逃げ出した

それでもいいと君は言った、目を擦っても鼓膜は揺れていた

だから僕は歌を歌うよ

空は刹那の青で僕を笑っている

だけど後悔上等

空で今を上書きしたんだ

ただ息切れた日々が今を生きている

あれがあの鼓動が愛おしいよ

だから行こう

束の間のまどろみのBACK TO HIGH