白湯のジャケット写真

歌詞

夜の果て

水9%, maho-

水滴が流れるように

ひとつ流星が

時から滑り落ちた

長い長い一瞬の

景色のささやき

震える指

夢がここにあって

波音を伝って

こわれつつ

羽化しつつ

闇の外を目指す

あなたが耳にし始めたこの曲は抜け殻になって

あなたの意識よりあなたに近いところに

きっとある暗い海中を漂う

もういないおばあちゃんとか猫をくぐりながら

夜明け方のただいま

絵に描いたような天啓的なさよなら

これはこれじゃない

この部屋には俺一人しかいない

結晶が物語る 天球が傾く

俺は宙から生まれ宙を信じ

宙以外信じない

あとがきのあとの夢の中

俺には何も書くことができない

この辺は静かだ

昨日から天気がよかったせいかな

彼方から俺に着替え

最後まで紫の光線で耳を満たす

そんな風に親しくて

野良猫を愛しんで

砕かれた脈拍

今日未明が痙攣する

帯電する体に命令する

俺のものは俺が片付ける

滅亡を切望する

水滴が流れるように

ひとつ流星が

時から滑り落ちた

長い長い一瞬の

景色のささやき

震える指

夢がここにあって

波音を伝って

こわれつつ

羽化しつつ

闇の外を目指す

  • 作詞

    maho-

  • 作曲

    水9%

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白湯

水9%, maho-

アーティスト情報

N.E.S.

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