歌詞

いつも喉の渇きから　逃げ出すように

絡め合う指で　命を蔑(さげす)んだ

どんなに水を与えてみても　すぐに乾けば

次の標的を探す宵の明星

心に空いた穴を　埋められる物は無いけど

喰べたら止めらない

不信は信じたい気持ちと裏表だって

知ってるんだ　だけどずっとコインは同じ顔

「愛してる」そんな嘘を吐(つ)かれた数だけ僕も

酷(ひど)く醜(みにく)い仮面の下　笑みを浮かべる

満たせば満たすほどまだ　足りなくなって

ゼロ距離で居ても　孤独な愛の残滓(ざんし)

見上げた黄色の星明りに　惑わされてる

君はまだ知らない　僕はBelphegor

幸せこそがきっと　世界最大の嘘と

気付いてしまったから

もう二度とあんな痛みは知りたくないよなんて

誰かを傷つけながら叫んでいたんだ

ままごと　子供みたいな僕らのメロドラマは

愛情と快感を取り違えてた　渇きの中で

いつからだろう　こんな筈じゃなかったのにな

誰でもいい　助けてよ

満たされない　愛しあっても

揺らいだ自分の価値観　騒めく感情

不信は信じたい気持ちと裏表だって

知ってるんだ　だけどずっとコインは同じ顔

「愛してる」そんな嘘を吐(つ)きながら　嘆いてる心は

すでに壊れかけてた

夜と嘘が織りなすステージで　踊り続ける