歌詞

小さなあくびを1つ吐き出した部屋に

眠気がふわふわとシャボン玉みたいにただよった

ぼやける視界 滲む涙まつ毛にぶら下がる

心地良くなるリズムでゆらゆらと揺れ落ちていく

噛み締めたあくびをもう少しと呑み込んだ

今日たのしみにしてた深夜のラジオが流れる

夜に染み込むようなオルゴールみたいな歌声

温かいモノを飲むように胸のあたりがポカポカと

明るく灯りだすみたいだ降り注ぐ音の粒

部屋の灯り全部消して眠りにつく頃

天井を流れていく車のヘッドライトが

映画館のスクリーンみたいで始まる物語

どこか懐かしいような夢みるストーリー

まぶたにのし掛かる眠気にゆだねて

今日もクタクタになるまで頑張って働いたから

雲みたいに柔らかなベッドに埋もれて眠りたい

身体が浮いてるみたいに心地よい感覚でどこまでも

浮いてしまえたらいいのに あのアニメみたいに

もうちょっとあと少し起きていたいと思うけど

眠気に手を引かれ連れられ呼吸は深くなる

手招きされた夢の隅っこで考える

今日起こった嫌なこと全部忘れてしまいたい

まぶたの裏に住んでるユメクイが全部食べたり

そんなファンタジーみたいなことおこるはずも無いのに

キセキみたいな夢見てる まくらにそえて