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「Companion」 はQuentin Sirjacqによる、Schole との合作で4枚目となるソロアルバムです。ピアノを中心としてマリンバやヴィブラフォン、グロッケンシュピールやシンセサイザーなどをゲストとして迎えている、2016年リリースの「Far islands and Near Places」に続く作品です。
この新作では、従来のピアノの美しいメロディーと繊細なハーモニーがありつつも、オーケストレーションの変化と共に曲の構造を変化させていく、Sirjacqが挑戦した新しい要素を楽しむ事ができます。
1つ1つの楽曲は1箇所から別の場所へ旅をするような感覚をもたらし、心地よく進行する中で様々な影響を受けあって展開していきます。
ガムラン、アフリカン・ポリリズム、ネオクラシック、フリージャズ、エレクトロニックミュージック、映画音楽などの要素がこの作品内で見事に折り重なります。
様々な音楽的発想やテクニックで構想されているこのアルバムは、非常にユニークでありながら、シンプルさと美しさを合わせ持った作品となっています。
今作においてSirjacqは、昨年の宇多田ヒカルのツアーでバンドメンバーとして来日していた、Vincent Taurellや、フランスで活躍する素晴らしい音楽家のJulien Loutelier、Arnaud LassusやSteve Argüellesをゲストミュージシャンとして迎えています。
フランス人作曲家・ピアニスト。 ハーグ王立音楽院及び、カリフォルニア州オークランド・ミルズ大学にて作曲と即興演奏を習得。 デビュー作「La Chambre Claire」の発表以降、ソロでの活動のほか、Chris Hooson (dakota suite)をはじめ、アメリカ、オランダ、ベルギー、ドイツ、スペイン、イタリア、イギリス、フランスなど多くの国のアーティストとコラボレーションを行っている。 また、テレビや映画、ドキュメンタリーの音楽も多数手掛け、フランスのラジオで放送された、ゴンクール賞を受賞し世界的ベストセラーを記録したマルグリット・デュラスの小説「愛人 / ラマン」の背景音楽を手掛けたほか、フランス映画「Bright Days Ahead(Les Beaux Jours)」のサウンドトラックを手掛け、SCHOLEよりリリース。 その他、SCHOLEより2011年にソロデビュー作となる「La Chambre Claire」の国内盤を発表。翌年には初の単独来日公演も行い、東京滞在中に録音したセカンドアルバム「Piano Memories」をリリースし、dakota suiteとの共作「there is calm to be done」のリリースを記念したツアーも2015年に開催。2016年、3枚目のオリジナルアルバムとなる「far islands and near places」をリリース。
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