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HIRO-MANを紹介してくれた友人の最初のインフォメーションでは、もっとゴツい感じの人物をイメージしていたのだが、初めて会ったHIRO-MANはジャケットに描かれているスタイリッシュな印象に近いものだった。「音楽を始めるきっかけは、日本のフォークソングブームや外国のロックの影響です、ギターを弾きたいと思ったのは、ジョニーウインターやロリーギャラガー、レッドツェッペリンに触れた時でした。」と語る彼のジェントルな感じはイギリスのミュージシャンにどこか共通するものがあった。「曲を作る上で影響を受けたのは、スティーリー・ダンやロベンフォード、AOR全般です」ギターを中心に据えたサウンドを核にしながら、その独特なコードセンスや、メロディの面白さはそうしたジャズ寄りのエッセンスに満ちている「曲を作ったり、日本の歌謡曲などを自分なりにアレンジして遊ぶのが楽しかったから続けられたのと、音楽仲間が結構いたのが続けられた原因だと思います」静かに語るHIRO-MANだが幼少期の父親との確執や離別していた母親との再会など実体験が反映した「タラチネ」をはじめどの曲の歌詞からも物語が浮かび上がる。
「オリジナルは自分が死んだり、年老いても、若い人がもしかして唄ったり、演奏してくれたら嬉しいなと、思いながら、どんな形でも残そうとと言う気持ちで作ってましたそれが一番大きなモチベーションです」短い時間の中でのレコーディングだったがかなり濃厚な内容を共有できたのは自分にとっても忘れ難い貴重な時間だった吉永 蒔丹(プロデューサー)Gitane Yoshinaga 2025年2月
敦賀を本拠地にしながらギタリスト/シンガーとして独特な活動を続けてきたHIRO-MAN。 1979年から1990年まで都内の様々なシンガーのバックを務めたり、さまざまなライブ・パフォーマンスで注目されていたが、 様々な事情で故郷での活動へと舵を切る。そのHIRO-MANが東京の活動の中で、長く一緒に演奏してきたベーシスト、ウーロン茶とドラマーの、小林秀樹というリズム隊をバックに念願のファーストアルバムを完成させた。 その生々しい演奏と抒情性に満ちた歌詞の新鮮さはHIRO-MANの音楽家としての輝きを放っているのがはっきりと示されている。 また素晴らしいアーティストの登場である。4月23日の発売日に併せてアルバムリリースのライブが渋谷JZ Brat でレコーディングメンバーで行われることが決定している
エレックレコード