

白いだけの雨が降って
震える私の手を握って
「温まるまで」と隠し離さなかったのに
日々が崩れていった頃にはもう遅くて
何もかもが変えられないけど
愛した日々に戻れるのなら
約束なんて一つもいらないから
凍える手でもう一度私の手を掴んで
二人の願い叶わぬまま
一人の願いもままならぬまま
時に人はこんなにも苦しさを味わう
日々が額縁に映ることはできない
日常という悪夢の中で
微かな意味にすがりつくなら
痛みを越えて何もない世界へ
瞬く間に一歩踏み出して行きたい
恋して愛して何をすればいいの
瞳はまだ不確かなまま
あなたの匂いが私を温めて
ここを離れられない
何もかもが意味をなくしても
愛した日々を忘れないから
凍える手ぐらい温めてあげるから
あなたの手でもう一度私の手を掴んで
- Lyricist
teruki
- Composer
teruki

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