歌詞

やさしくしないでよ

昼休みはいつも図書室へと物語の続きを覗く

わたしの気がかりは好きな俳優やオシャレじゃなくて

あの子の恋の行方

ふとした瞬間空耳かしら

「何読んでるの？」わたしに言った？

気遣いじゃない同情じゃない

あなたの無垢な興味が全て狂わす

優しくしないでよ好きになっちゃうじゃない

あなたはいつだってそうよ

道端に咲く花の名を知ってるわたしはオキナグサか

知らぬ間に抱えた無数の棉草が

ひとつひとつこの手を離れてく

あなたのたった一息で飛ばされ消えちゃうんだわ

古びた文集を広げたようなグラウンド見てた5限目のこと

思わず目で追ったあなただけに色が宿る他に何もみえない

あなたが蹴ったサッカーボールを遠くへ飛ばす風になりたい

ゴールを外れてゲームが終わる

笛が響いてわたしは我にかえる

優しくしないでよ涙が出ちゃうじゃない

あなたはいつだってそうよ

無邪気に向けるその笑顔

わたしだけのものじゃないのに

クラスじゃ目立たないわたしにも届いた

陽の光と温もりでも冷たい夜の闇

あの本の結末も気にならない

どうして優しいの？信じてみたくなる

どうせ報われぬなら恋よ始まらないで

変わらないことは悪いことじゃない

優しくしないでよ好きになっちゃうじゃない

胸に想いを隠し

今までのように生きてみても確かなことがひとつあるの

青春の1ページは

開かれてる

Girls Upright の“やさしくしないでよ”を

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