注意報のジャケット写真

歌詞

注意報

naiyo

八月の底で

青がひとつほどけていった

誰も触れていないのに

空だけが少し遠くなる

光はいつも

消える前だけ形を持つ

君の輪郭も

たぶん、そうだった

風の中に

名前のないものが混じる

それを季節と呼ぶには

少し静かすぎた

海はまだ

青いままで

僕らだけが

その色から外れていった

言葉にすれば

壊れそうで

黙っていれば

消えそうだった

だから何も

選ばなかった

遠くで

注意報が鳴る

何に気をつければいいのか

誰も教えてくれない

八月は

終わるために明るかったのか

そんなことを

考えた夜だけ

星が妙に近かった

君のいない場所にも

風は吹く

それが少し

残酷だった

夏は去ったのではなく

薄くなって

見えなくなっただけ

たぶん僕らも

同じだった

朝になれば

何も起きていない

空だけが

昨日より高い

注意報は

もう消えていた

消えたものだけが

まだ

ここにいた

  • 作詞者

    naiyo

  • 作曲者

    naiyo

  • プロデューサー

    naiyo

  • ボーカル

    naiyo

注意報のジャケット写真

naiyo の“注意報”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

"