歌詞

子供の頃に書いた手紙は

心の奥底 埃まみれ

宛名は僕だと思うけれど

宛先が汚れてわからない

あれは午後6時 赤い公園と錆びつきブランコ 揺れる君

2画面に映る犬を愛でた ふたりでクロと名前をつけた

翌日向かいの青い公園で 2組のあいつと君がふたり

2画面の中で犬が吠えた 聞こえた名前はたけしだった

どうでもいいけど

なんか忘れられなくてさ

どうでもいいけど

僕たちのクロをどこにやった

TEENAGER 揺れる日々の

夕焼けが影を伸ばしてく

錆びついて乗れないブランコ達が

赤色に染まる

真夏のマラソンおよそ3km 賞もない夏を飾る行事

振り向かせまいと息を切らせ 誰も見てない無意味なレース

ふらつく足でたどり着いた 自己記録ベスト第13位

すれ違う時はすまし顔で 情けないレースは続いてく

どうでもいいけど

なんか忘れたくなるのさ

どうでもいいけど

いなくなりたい日もあるのさ

TEENAGER 疲れ果てて

何もできず 日々を繰り返す

長すぎて見えない道の先で

君が待っててくれたらいいな

TEENAGER 君の想いは

今の僕に ちゃんと伝わったよ

犬のクロも自己ベストも

全部僕が受け取ったよ

TEENAGER 君の日々と

僕の日々は少し違うけど

繰り返す終わらない夜の形は

すべて同じ気がした

TEENAGER 揺れる日々も

長すぎる無意味なレースも

何もかも巻き込んで生きてゆけ

宛先が汚れても