歌詞

アーティスト情報

• asteroid blues band

  -ここに、壮大な与太話の始まりを宣言する- 宇宙の片隅から、魂のブルースが響き渡る！ アステロイド・ブルース・バンド 1stアルバム『Cosmic Junk Blues』、遂にリリース！ 宇宙の片隅で、今日も黙々と宇宙ゴミを回収する中年男たちがいる。彼らこそ、銀河系で最も異色なブルースバンド、「アステロイド・ブルース・バンド」だ。 ハル・アームストロング、 オーウェン・コスモ、 ベニー・マゼラン、 ジェット・スターダスト。 それぞれが別の宇宙船に乗り、孤独な任務をこなす彼らだが、その心には共通の「ブルース」が深く宿っている。 彼らの音楽は、宇宙船のコンピューターが奏でる電子音と古いサンプリングサウンド。そして、長年の宇宙生活で培われた年季の入った歌声のみ。そう、彼らにとって宇宙船そのものが楽器であり、広大な宇宙空間が彼らのステージなのだ。たまにシステムがバグって奇妙なノイズが混じることもあるが、それもまた彼らの「ブルース」の味。地球のブルースが人生の泥臭さを歌うなら、彼らのブルースは宇宙の塵と孤独、そしてささやかな希望を歌い上げる。 待望の1stアルバム『Cosmic Junk Blues』は、そんな彼らの日常と魂の叫びが詰まった一枚だ。 冒頭を飾る「Space Debris Shuffle」は、彼らの本業である宇宙ゴミ回収の様子を、どこかユーモラスに、そして哀愁たっぷりに描く。錆びたネジや朽ちた衛星の破片、誰かの忘れ去られた夢の残骸をシャッフルしながら集める彼らの姿が目に浮かぶだろう。 「Nebula Noodle Night」では、色鮮やかな星雲を眺めながらインスタントヌードルをすする、宇宙での質素ながらも心温まるひとときを歌い上げる。孤独な宇宙の片隅で見つける、ささやかな幸せのブルースだ。 彼らの音楽は、単なるSF的な好奇心を満たすだけではない。広大な宇宙の孤独、遠い地球への郷愁、そしてどんな状況でも前を向く中年男たちの泥臭いまでの人間味が、聴く者の心に深く響く。 「楽器がなくても、宇宙があればブルースは歌えるんだ！」 そう豪語する彼らの、宇宙の片隅から届けられる魂の叫びを、ぜひその耳で確かめてほしい。 『Cosmic Junk Blues』――これは、あなたの日常に、宇宙の風とブルースの哀愁を運んでくる、唯一無二のサウンドだ。

  アーティストページへ