Lyric

寂しがりな夜を抜けたら

独りよがりの月が泣いてた

色飲み込む闇に紛れる

半透明な青が綺麗だ

寂しがりな夜を片手に

独りよがりの月を眺めた

色褪せてく鈍い世界に

青い青い空を覚えた

僕一つじゃ生きていけない

君一つじゃ辿り着けない

けど二つじゃ物足りないか

案外僕は悪かないけど、なあ

ライラ　ライラ　ライライラライラ

この空からやれ我先に

幾千の星が降ってくる

早とちりなその星々を

愛おしいと思える日々へ

色溢れる遠い記憶に

限りのある青を想った

静かな夜にほらユートピア

いつもいつも胸に抱いて

僕一つが老いてゆけども

君一つを置いてゆけない

けど二つじゃ物寂しいか

案外僕は悪かないのに

寂しがりな夜を抜けたら

独りよがりの月が泣いてた

色飲み込む闇に紛れる

半透明な青が綺麗だ

独りよがりな日々を傍目に

寂しがりな僕の背中は

色飲み込む闇に紛れて

この夜更けにただ君想ふ

生き急ぐ夜こそ寂しけれ

散りゆく星を惜しむ声

音愉快な胸が奏でる

忘れわせぬ緩い衝動

君一つじゃ生きていけない

僕一つじゃ辿り着けない

そう、二つで歩いていくの

青い青い青い旅路を