

【百鬼夜行Ⅱ】
鈴が鳴る 遠くで鳴る
提灯の火が 路地に連なる
戸を閉めろ 灯りを絞れ
今夜だけは 名を呼ぶな
濡れた石 古い札
風がひとつ 角を曲がる
ひとり歩きの はずだった
影が増えて 肩が重い
傘の骨が 鳴りはじめ
下駄でも靴でもない 足音
油の匂い 獣の息
町が先に 眠ったふりをする
見ないでいるほど 見えてくる
聞かないでいるほど 聞こえてくる
目は伏せろ 口は閉じろ
息だけが 入口になる
百鬼夜行 今夜は通る
骨と布の 笑いの列
百鬼夜行 鈴が合図だ
数を数えたら 数が増える
百鬼夜行 名を呼ぶな
呼んだ瞬間 札が貼られる
百鬼夜行 道を譲れ
影の歩幅で 歩け
灯の下 顔がない
面の裏から 目が覗く
提灯の腹が 膨れて
笑い声だけ 先に漏れる
狐の尾が スーツを撫で
舌の長い女が 言葉を売る
小鬼が書類を 積み上げて
朱い印で 未来を縛る
橋の下 水が黒い
月は割れて 揺れている
渡るな 渡るな
境目は 足首を掴む
百鬼夜行 今夜は通る
紙と噂の 鎧の列
百鬼夜行 提灯は目だ
灯りの数だけ 嘘が増える
百鬼夜行 目を合わせるな
正しさだけが 牙になる
百鬼夜行 道を譲れ
息を止めて 混ざれ 辻に立つ
辻に立つ 羅生門
鬼が笑って 門番をする
「ここから先は 選べない」
そう言いながら 選ばせる
泣き声は 香に変わり
怒りは 祈りの形を借りる
背中の札を 剥がそうと
爪を立てれば 血が出るだけ
それでも 歩くしかない
影に混ざるか 影を抜けるか
奪われるのは 金じゃない
目の向きと 時間の使い方
鬼は外だと 叫ぶほど
内側の鬼が 育っていく
怖いのは 夜ではなく
自分の目が 曇ることだ
百鬼夜行 今夜は通る
骨と布の 笑いの列
百鬼夜行 鈴が合図だ
数を数えたら 数が増える
百鬼夜行 名を呼ぶな
呼んだ瞬間 それになる
百鬼夜行 それでも歩け
影の外側へ 朝を選べ
鈴が鳴る 遠くで鳴る
提灯の火が 一本ずつ消える
戸を開けるな 朝まで待て
足音だけが まだ残る
鏡の中で 誰かが言う
「おまえは今夜 何を守った」
- 作詞者
鶏めしおにぎり
- 作曲者
鶏めしおにぎり
- プロデューサー
鶏めしおにぎり
- マスタリングエンジニア
鶏めしおにぎり
- グラフィックデザイン
鶏めしおにぎり
- ソングライター
鶏めしおにぎり
- サンプリング元のアーティスト
鶏めしおにぎり
- リミックス元のアーティスト
鶏めしおにぎり
- その他の楽器
鶏めしおにぎり

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鶏めしおにぎり
アーティスト情報
鶏めしおにぎり
鶏めしおにぎりは、言葉が強い暗いロックを軸にした音楽プロジェクト。 日常の違和感や怒り、どうにもならなさを、直球の言葉と緊張感のある展開で鳴らす。 メロディは覚えやすいのに、感情は軽く終わらない。 削ぎ落としたアレンジと生々しい熱量で、聴き手の中の「まだ終われない」を呼び起こす。
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DORACHAN RECORDS



